女子プロゴルファーのクラブセッティング。データからみる人気使用クラブを徹底解剖!~ウェッジ編~

ウッド編ユーティリティ編アイアン編に引き続きウェッジ編を掲載いたします。ウェッジの重要性はアマチュアゴルファーでもなんら変わりありません。

いくらアイアンがよくても、アプローチショットが良くなければスコアに繋がりません。
アマチュアゴルファーがスコアを縮めるなら間違いなくアプローチショットです。
残り30ヤードからかならず2打でホールアウトできればスコアは劇的に変わってくるでしょう。

それはプロも同じことです。むしろもっとシビアです。プロは100ヤード以内を必ず2打で上がることが要求されます。
100ヤード以内を少なくとも1ピン以内(ピンフラッグの距離=7フィート_約213cm)につけたいと考えるものです。

またグリーン周りでは様々なショットが要求されます。ピッチショット、ピッチエンドランなど様々なテクニックが必要となります。

そこで重要になってくるのがウェッジの構成です。クラブは14本までと決められています。そんな中ウェッジに使える本数は最大でも3~4本まででしょう。
そんな重要になってくるウェッジについて女子プロの構成を見てみましょう。

どんなロフト角のクラブをセッティングしているか、ウェッジはアイアンとメーカーが違うのか、など様々な視点からみていきます。

※こちらのデータはGDO、ALBA掲載の98名の女子プロのクラブセッティングデータを集計し纏めたものです。
またここではPW(ピッチングウェッジ)についてはアイアンセットで使用しているプロがすべてだったためPW以下のウェッジについて確認していきます。

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ウェッジ本数について

やはりクラブセッティングはなるべく飛距離の階段を大きく作りたくないもので、それはウェッジでも同様です。
ロフト角のピッチを一定にすることで飛距離の階段を一定にすることができます。
クラブは14本までと定められてますので、そんななか女子プロは何本ウェッジに割いているかみていきます。

ウェッジ構成
1本・・・0%
2本・・・75%
3本・・・25%
4本・・・0%

すべての女子プロが2本か3本の選択という結果でした。またその中でも2本でセッティングしているプロが75%と4人に3人が2本という選択でした。
3本のウェッジ構成にするためには他のクラブを1本犠牲にしなくてはいけません。それはやはりウッド~ユーティリティを犠牲にするプロが多いようです。

女子プロが一線で戦うためには180~200ヤード前後を高い確率でグリーンオンさせる必要があります。
そのためには、ウッド~ユーティリティのセッティング本数がどうしても必要になってきます。

3本セッティングしているプロは、それでもアプローチの重要性を考え3本構成にしているのでしょう。
もしかしたら、ウェッジ1本での多彩なショットが苦手なのかもしれません。それとも3本で色々なショットをすることでより多くの引き出しを持っていたいのかもしれません。

2本構成のプロが決してアプローチショットをおろそかにしているということではありません。14本という制限の中のバランスなのです。
そのバランスを考えた結果、女子プロは2本構成が多い、という結果です。

ではアマチュアゴルファーはどうでしょうか。
ゴルフを簡単にするのであれば、ウッド系クラブを減らしてウェッジを3本にすることをお勧めします。

なぜなら1本のクラブでの距離の打ち分けは非常に難しいからです。ウェッジが3本入っていればフルショットで80~120ヤードくらいの距離が10ヤード刻みくらいで対応できるでしょう。
いかがですか?ラウンド中80~120ヤードの距離が残ること多くありませんか?

またグリーン周りでも3本入っていれば、ボールを転がしたいときは一番ロフトが立っているクラブ、ボールを上げたいときは一番ロフトが寝ているクラブと同じ打ち方で対応することができます。

先にも述べましたが、スコアアップの近道はアプローチの精度を上げることです。
アプローチの精度を上げ寄せワンを増やすことでスコアは劇的に改善するはずです。
これはトップアマにも言えるはずです。

クラブ構成の力で、200ヤードのグリーンオン率をあげるのと、寄せワンの精度を上げるのではどちらが簡単でしょうか。間違いなく寄せワンの精度を上げることが重要になってきます。
200ヤード打てるクラブがなくとも、180ヤードもしくは210ヤード打ってしまって寄せワンすればよいのですから。

ウェッジでのショットの打ち分けが高い精度で可能なのでしたら、バランスをみて構成を考えてみてください。

ウェッジのロフト角構成について

次にウェッジのロフト角は何度のものを使っているプロが多いのか見ていきます。またそのロフト角のピッチは何度なのか。
では下記をご覧ください。
各それぞれのクラブの使用率は下記になります。

46°・・・ 1.0%
47°・・・  0%
48°・・・12.4%
49°・・・  0%
50°・・・28.9%
51°・・・ 1.0%
52°・・・70.1%
53°・・・  0%
54°・・・ 8.2%
55°・・・  0%
56°・・・19.6%
57°・・・ 3.1%
58°・・・75.3%
59°・・・ 1.0%
60°・・・ 4.1%

構成については以下のとおりです。

50°、58°・・・16.5%
52°、58°・・・49.5%
52°、56°・・・ 4.1%

48°、52°、58°・・・9.3%
50°、54°、58°・・・4.1%

上記数値を見てみると、圧倒的に52°、58°のセッティングが多いことが見て取れます。これには驚きました。
ウェッジは各個人によって好みがもっと割れ、ここまでの偏りはないと思っていたからです。

またロフトピッチも6°とアイアンに多く見られる4°刻みから大きくなっています。

今はアイアンのロフト角も立ってきている傾向にあります。同じPW(ピッチングウェッジ)でも昔は48°とかだったものが44°のものなど1番手くらい差がでてきています。そんな中、セッティングできる本数は変わらず、それに対応しようとするとロフトピッチが大きくなってしまうのだと思われます。

ウェッジメーカーについて

では最後に人気のウェッジメーカーは何なのかをみていきます。
プロはクラブメーカーとの契約があるのでウェッジもアイアンと同一のメーカーを使っているプロが多いと思われます。
そんな中、アイアンと違うメーカーをあえて使っているプロに焦点を当てて、その人気クラブを紐解きます。

アイアンと別メーカー使用プロ・・・26.8%

<メーカー別順位>
フォーティーン・・・26.9%
タイトリスト・・・23.1%
キャロウェイ・・・15.4%
クリーブランド・・・11.5%
その他(テーラーメイド、アキラなど)・・・23.1%

アイアンと同一メーカー使用のプロは73.2%おり、やはり多くのプロがアイアン含め契約していることがみてとれました。

そんな中26.8%のプロはあえて違うメーカーを使用しており、その人気メーカーはやはりウェッジで名を馳せるメーカーでした。
やはり上位にくるメーカーのウェッジは質が高いのだと思います。

タイトリストは特にアイアンでは契約プロは1名のみ(菊池絵理香プロ)だったのが、6名まで増加しています。その人気ぶりがうかがえます。

ウェッジ編いかがでしたでしょうか。
アマチュアゴルファーの課題は100ヤード以内だと思います。その100ヤード以内がクラブセッティングで精度が変わるようでしたらセッティングの見直しも一考ではないでしょうか。

女子プロのクラブセッティングを参考にして、ぜひスコアが縮まるクラブセッティング、ご自身に合ったクラブセッティングを見つけてください。

ウッド編ユーティリティー編アイアン編も合わせてご覧ください。

パター編は追って掲載します。

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