女子プロゴルファー資格について(TPD単年登録)

女子ゴルフのプロ資格はLPGA会員になるものと一年だけの単年登録をするものの2つがあります。そのためプロテストに合格していなくてもツアーに参戦でき、女子プロと名乗れるわけです。
最近では今年森美穂選手が4度目の受験で悲願の合格を果たしました。しかし去年までも単年登録をすることでツアーに出場することができていたのです。

ではLPGA会員と単年登録の違いを見ていきましょう。

スポンサーリンク
レクタングル大

単年登録の制度の名称は、TPD単年登録※

※トーナメント・プレーヤーズ・ディビジョンの略

レギュラーツアーの参加資格を得るためにはQTという試合で上位に入る必要があります。このQTで3次予選以降に進出した選手に1年間限定でプロ資格を付与する制度がTPD単年登録というものです。
プロテストに合格する前の選手はこのTPD単年登録をすることで、プロ資格を得るということになります。

LPGA会員とTPD単年登録の違い

①保有期間
LPGA会員はプロテストに合格したらずっと保持できるのに対し、TPD単年登録資格はあくまで1年間限定の資格なので失うことがある。

②入会金
プロテストに合格しLPGA会員となるためには入会金として60万円(税込)の支払いが生じるが、TPD単年登録には入会金は存在しない。LPGA会員の入会金は入会時一度の支払いでよい。

③登録料
TPD単年登録にLPGA会員入会金は存在しないが、代わりに登録料54万円(税込)が発生する。これは毎年必要になり、都度支払う必要がある。

④月会費
LPGA会員は月会費として月額6,000円(税込)を支払わなくてはならない。TPD単年登録には月会費はない。

⑤QTエントリーフィー
サード、ファイナルのQT受験の際にはエントリーフィーを支払う必要があるがその金額がそれぞれ違う。LPGA会員は54,000円(税込)、TPD単年登録は108,000円(税込)と倍の違いがある。

⑥福利厚生
LPGA会員は、福利厚生としてホテルやレンタカーを優待料金で使用できる。TPD単年登録者はなし。

過去のTPD単年登録者

アマチュアがツアー参戦し、ツアー優勝することでTPD単年登録することができるようになります。
プロの場合は優勝なら、翌週から1年間のツアー出場権が得られるが、アマのままではその権利は与えられません。ただし、LPGAの規定ではアマチュアがツアーで優勝すると、ツアープロとしてTPD単年登録をすることが可能になります。登録申請の期限は優勝の翌日から4週間以内で、申請が認められれば、優勝翌日から1年以内のツアーの出場資格も手にすることになります。

この制度を利用したのが宮里藍選手です。1988年にアマチュアとしてミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで優勝しました。その後プロ転向をし、TPD単年登録の精度を利用してツアーに参加していました。

逆に制度を利用しなかったのが勝みなみ選手です。勝選手は2014年のKKT杯バンテリンレディスオープンに優勝することでプロ転向すなわちTPD単年登録をする資格を得ましたが、これをせずアマチュアとして今もツアーに参加しています。(主催者推薦など)


TPD単年登録でもツアー参戦は可能ですが、毎年多額の費用が掛かってしまうため、多くの女子ゴルファーはプロテストを受験することになります。
今年のプロテストでは先述したように森美穂プロが4度目でやっと受かることができました。
多くの若いゴルファーにゴルフ界をより一層盛り上げてもらいたいものです。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です